災害支援の報告 雄勝
能楽師の武田さんから送られてきたメールを掲載します。
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<災害支援の報告 雄勝>
おはようございます。
観世流能楽師の武田友志です。
3月から個人的に行ってるボランティア活動についてのご報告です。
11月9日に石巻市雄勝町に行ってまいりました。
実は6月27日にも行ってきたのですが、声帯ポリープを患い
入院、手術などもありご報告できずに申し訳ございませんでした。
我々のような小規模の支援は誰も行かないような小さな町にと考え
2回共石巻の先の雄勝という小さな漁港に4,5月に引き続き行ってまいりました。
友人を介して知り合った国境無き料理団代表で湯島食堂を経営されている本道佳子さんにお願いして1400人前の料理を真空パックで作って頂き配りました。
今回初めて自分で食べてみましたが本当に美味しくきっと雄勝の方も喜んで頂けたと思います。
6月に行った時は自衛隊の車が目立ち、仕事は何も無いような状況でした。
今回5ヶ月ぶりに訪れて、一番の違いは仕事をしてる方がいた事です。
北海道からホタテの稚貝を送ってもらい、それに穴を空け紐を通し海に静める作業をしてる方が沢山見受けられました。
早い物は来春に収穫できるそうです。
そして車で来て食堂を営業してる方もいました。
1件の店も、自動販売機も無かった事を考えると前進ぶりにビックリしました。
雄勝は漁業しかなく、ニュースでも時々滅んでしまいそうな町と、とりあげられてます。
それは仕事が無く子供がいなくなってしまうからです。
元々何の縁もない雄勝ですが、住民の方がみんな前を向き一生懸命生きてる姿に反対に励まされ、温かい気持ちになれました。
今回地元の方とお話して印象に残ってるのは仮設住宅はストーブ禁止、空気が循環しない為窓を締め切るとカビが生える、
そして寒さ対策の断熱材は1月に届くか分らない状況の様です。
これからどんどん寒くなるのに政治家に1回仮設住宅に住んで欲しいと言ってました。
多くの政治家の方は一生懸命考え、行動してると思います。
行政システムをどうにかしないと、自然災害の時にどうにもならないと実感しました。
今回の災害は自衛隊やボランティア、その他沢山のライフラインの仕事の方などが精神的にも物質的にも被災者の方の心の支えになったと思います。
日本中から派遣された警察の方が避難所を廻って、被災者の方の心を慰める為に一緒にお茶を飲んで話を聞いてあげてる姿は印象に残ってます。
私の舞台のご案内を差し上げてる方に支援のお願いをしたら多くの方がツイッターやブログに載せてくださり、全く面識のない方も含め義援金は累計220万円を超え、未だに私に託してくださる方もいらっしゃいます。
我々能楽師も義援能など小さな活動をしていますが今後個人で出来うる限り応援したいと思います。
文章を書くのが苦手で個別にメールの返事できないこと、報告が遅くなってしまう事お許しください。
ご友人で私に支援してくださった方がいらっしゃる方はこのメールを転送やブログに載せて頂ければ幸です。 武田 友志
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