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2011/07/17

立山・長野・白馬

「そうだ、白馬へ行こう」
今年の誕生日はどこが良い?という事で、「白馬」を要望。「え、白馬ってスキー場でしょ」とダンナ。
そうなんだよね、何人かに言ってみると同じ返答が帰って来た。私のイメージでは、小さい頃に行った“避暑地”白馬のイメージの方が強かった。あの山脈の元、涼しい木漏れ日の中をサイクリングで・・・というイメージで^^
とりあえず16日(土)のホテルを予約。もし金曜の夜から出れそうなら、当日考えようという事に。ダンナから夕方、やっぱり今日行こうとメールが来たので、長野市内のホテルを当日予約。私が荷物を全部車に積み、赤羽までダンナを迎えに行った。19時半に赤羽を出発。作っておいたお弁当を助手席でダンナが食べながら仕事の電話などをしつつ。
途中、運転を代わってもらい、10時半には、長野駅近くの「THE SAIHOKUKAN HOTEL(旧 長野ホテル犀北館)」に到着。ここが、じゃらんの旧ポイントと新ポイントを両方使えるので、2000円も割引きに。アメニティは充実しているし、朝、新聞は届いているし、サービスも充実してました。
土曜日の朝、6時前に起床し、身支度を整え、善光寺まで歩いて行く。15分くらい。7時半位だったので、まだお店は閉まっている処が殆ど。でも、すでに暑くなりつつあった。途中、コンビニで朝ごはんを買い、さらに寺に向かうと、右側に“歴史の薫りと和とモダンが奏でる粋な街”「ぱてぃお大門蔵楽庭」というスポットがあり、そこで自由に休憩できるテーブルや椅子があった。お店はまだクローズで誰もいない。ここで朝食。日陰は涼しくて気持ち良い。
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善光寺は無宗教。とにかく巨大で、いくつもの建物があった。門前通りは栄えている。蓮の花も咲いていた。多くの亀が甲羅干しをしていて、近づいて行くと、ドボンドボンと物凄い勢いで寄ってきて、何事が起ったのかと驚いた。
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1時間位して帰り道、さらに陽が強くなってきていた。東京よりは気温は若干低いくらいで。犬も暑そう。
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ホテルに帰宅。旅行に出る前に、白馬の事を色々と調べ観光スポットを抑えていたが、昨夜、地図を見ていて、ふと「黒部ダムを見たい?」と聞くと、「そうだね」というので、急遽、黒部ダムへ行く事にした。
11時頃、信濃大町に着く。駐車場へ停めるにも、この日はとても混んでいるらしく、奥へ奥へ案内される。多くの案内スタッフが誘導している。車1台停めるのに、10人がかりだ(笑)
しかし、黒部ダムを甘く見ていた。子どもの頃見た記憶があるけれど、こんなに大変だったんだ?
そして、扇沢駅まで15分ほど歩いて、トロリーバスに乗る。往復2人で5,000円。一瞬、ダンナと目を見合わせた。
トロリーバスは5台で走る。40人乗り×5台で200人。立っている人もいるから、それ以上だろう。すれ違い拠点でこちらのバスが待ち、帰るバスが過ぎて行った。
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トロリーバスは、トンネル内をまだ15分ほど走る。途中で富山に入る。乗るまでは蒸して暑かったのが、トンネル内は寒いくらいだ。黒部ダム駅に到着しても、まだ地下。
そこからさらに急な階段を下りたり、トンネル内を歩いたりして、やっと黒部ダムに着く。
黒部ダムの建築の大変さはドラマなどで見ているが、これは本当にすごい事業だったのだな、と実感。
明るい処に出たとたん、ダムには目もくれず、ダンナは食堂へ直行。お腹が空いて完全にグロッキー状態で、無口だった。食券を買うと自動で注文が入り、番号をマイクで呼ばれる。列が出来ているし、ひっきりなしに、番号を呼んでいる。にしては席はそれほど多くないのに、好回転率なのだろう。 ここで「黒部ダムカレー」を頼むが、これが本格的なグリーンカレーでビックリした。写真は食べかけで申し訳ないが。大抵のこういう処にあるカレーだろうとまったく期待していなかったのが、「こ、これは美味しい!」と二人で感嘆(こんな処で本格カレー!?という驚きと感動)の声。程よい辛さとココナッツの味わいが絶妙。ご飯は、ダムっぽい扇型。一度食す価値あり。
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慰霊碑の彫刻に、木片が溜まっているダム。木片回収の工事もしていた。
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当然景色は素晴らしい。水も放出されていて、しぶきが我々の処まで上がって来る。上から見ると虹が常在。
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新しい展望台もあり、もう少し下まで降りていける。横からも見る事ができる。
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トロリーバスで来たトンネルはギリシャ神殿の様にそびえたつ中にあるのだった。
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予定よりだいぶ時間がかかり、13:05発のトロリーバスで帰った。
白馬に到着したのは14時過ぎ位。“花三昧”という白馬全体でやっている企画の内の一つ、白馬五竜へ行ってみた。団体が多く、朝の散歩からダムでかなり疲れ切っていたので観光は止め、スイーツを求めて走った。ダンナが図書館で借りてきた旅行雑誌は、モデルたちの髪形と化粧と肩パッドでずいぶん昔である事がわかるし、先ほどの五龍岳へ行く時には殆どの店が冬向けでクローズだったので、5年前位のROMだが車のナビで「カフェ」で検索。「オールドリバー」というカフェを見つけた。おそらく古川さんという人がやっているカフェだろうと。
ただ、前からROMを新しくしてほしい!という要望に頑なに拒否していたダンナも、もしこの店がなかったら、変えよう、と宣言。
はたして、オールドリバーはなかった。代りに「チェリーパブ」という、アメリカンで若者向けの素敵なカフェがあった。若い女性たちが、木々の下でおしゃべりを楽しんでいる。中に入ると暖炉があったり、天井も高く、バーにもなっていて、かっこいい。ここでケーキやお茶を頂く。これがなかなか美味しかったですね。
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それから「白馬姫川温泉 白馬ハイランドホテル」へ。5階のエレベーター前の角部屋だった。景色が素晴らしい(景色が見える方を予約したのだ)。次の朝、撮影した景色。ジャンプ台は長野五輪で日本人が活躍した場所。その近くに気球も浮いていた。
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このホテルは温泉がとてもよかった。アルカリ泉で肌がキュっとなる。露天風呂は絶景を見ながらボーっと出来る。とりあえずこの日にかいた汗を流す。
部屋のアメニティはさほど充実していないが、大浴場に何でもそろっている。部屋の前のエレベーター横に本なども置いてあり、「三丁目の夕日」を初めて読んだ。はまってしまう面白さ。

素泊まりしか予約が出来なかったので(というか最近は温泉郷じゃなければ、外の店で食べるという傾向にもなっている)、どこか美味しいところはないかフロントで聞くと、いくつか教えてくれたが、ピザの美味しい処は?と聞くと、有名スキーヤーも必ず行くという「ガーリック」という店を紹介されたが、なぜかクローズだった・・・。
先ほど通りがかった、雰囲気の良いパン屋さんへ行ってみようと移動。
するとここでもピザが店の奥で食べれると言う。「モンピジョン」という店。この店のデザインがカントリーとスノーマン的世界観で統一されていて、どこを見ても完璧なインテリアなのだ。飾り付けをここまで良くしたものだと感心。オーナーのこだわりを感じる。
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そして、ピザが、こんなに美味しいピザがあるのか!て位に美味しかった^^ 手作りピザにあるフワフワのパンで良くあるのが、発酵した味。あれが私はあまり好きでないのだけれど、そんな味はしないし、色々なトッピングを頼むと、組み合わせもセンス良くまとめてくれた。サイズMを頼んだが、お店のマダムは一人でこれを食べてしまうらしい。私たちは美味しそうなケーキを食べる余力は残しておいた。帰りに朝食用のパンも買った。
お店には2匹の大きなラブラドリーがいたが、お客さまが3匹の巨大な貴婦人たちを連れてきていた。写真許可を得てから、こっちを向いてというと、ちゃんと向いてくれた(笑)
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19時半に「白馬クロスカントリー競技場」へ行きホタルを見に行く。まだ薄暗く、周りは十分に見える時間だった。
一人100円の寄付をして、赤いセロファンが貼られた懐中電灯を借りる。まるで肝試し状態だ。
私たちが先頭となった。後ろからもまだ誰も来ない。最初、小さな公園みたいな処で、草木が茂っていて、小道が入り組んでいる場所をぐるぐる回っていた。ガサっと音がするとビビったりしながら。
それで、ここなんだろうか?と思い、キャンピングカーで夕飯作りをしていた工事現場のおじさんらしい方に聞くと、スロープを上がって競技場へ行くとホタルはいるんだ、と言う。
スロープを上ると、地面に蛍光の大きな矢印が所々に置いてある。
そして競技場へ入った。左側にはただただ広い芝生。そこがクロスカントリーの競技場だろうが、夏は想像を超える広さの平面なのだ。そのはるか向こうに木々や山々。右側は草むら。芝生に踏みならされた通路の様な処を歩いて行くが、徐々に暗くなる世界で、電気も何もなく、とにかく広くて何も存在しない世界を、たった二人で歩いている状態が、こんな経験はした事がないね・・・とヒソヒソと話しながら歩く。話しても、どこにも反射しないから、声が吸い取られる感じ。目は慣れているので懐中電灯を点ける事もない。昨日は満月だったから、曇りとは言え、完全に暗くはならないのだろう。
山や草むらの輪郭はしっかり見える。電気がなくても究極、この様にして見えるものなのだ。
そしてだだっ広い芝生の長辺を左に直角に曲がったあたりでは、川のせせらぎが聞こえる。この芝生の競技場の周りを、小さな小川が囲んでいるのだ。そこに草が生い茂っている。少し歩いて行き、まだホタルはいないのかもしれない・・・とソロソロと歩いていると、ポツンと小さな光が飛んだ。
そしてそこを見てみると幾つかのホタルが飛んでいる。
ふとダンナが恐ろしい声をあげて「ムシ、ムシ!」と叫んでいる。耳元で羽音がしたらしい。心臓の上あたりに、ホタルが止まってピンバッチの様に光っていた。「ここにいるよ!」と私的には嬉しそうに言ったが、ムシ=恐怖、なダンナは、取ってー!と繰り返すばかり。私が取ろうとすると、今度は私の腕に付いて光を放った。綺麗だなー。「ほら、こっちだよ、大丈夫だよ」と言っても、目をギュッとつむって、腕を組んで上半身を縮めているダンナは、すっかり自分の闇の中で、そうこうしているうちに飛び立ってしまった。
その後は何事もなかった様に、ホタル観賞を楽しんでいた。。。
係員の人が来て、この辺りに結構いた、とか案内してくれた。他のお客さまもちらほらと集まってきた。殆どがヘイケボタルで、低い位置で弱く光る。ゲンジボタルは7月上旬あたりだと言う。でも時々、高い位置で長く強い光を発光しているゲンジボタルもいた。

この日は、充実しすぎる程の体験だった。また温泉に入って、すっかり疲労し、ぐっすりと眠った。

17日(日)6時前には目が覚めた。ダンナは温泉から戻って来ていた。私も一風呂浴びる。景色がまた素晴らしい。フーっと余計な気が全部出て行きそう。
昨日買った、パンと、近くのイオンで購入した牛乳で部屋で朝食。
ホテルで電動自転車をレンタルする。初めて乗ったけど、これが楽~。
絶景ポイントという処まで、砂利道や川のそばを通る。養魚場もあった。吊り橋が写真ポイントで、カメラマンもポツポツ通りがかったので写真を撮ってもらったり。大きな山と広い畑を見ながらのサイクリングは最高に気持ち良い。
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1時間サイクリングを楽しんでから、また温泉。4度目。
10時のチェックアウトまで1時間位あったので、ごろごろとウツラウツラとしたり、漫画を読んだりしてダラダラと過ごした。

ホテルでお土産を買ったりして、フロントで「白馬岩岳ゆり園&マウンテンビュー」の前売りチケットを買ってから向かう。
すでに暑い。昨日のパン屋のオーナーが言っていたが、この数年で白馬の気温も上がったらしい。夜は涼しいし、窓を開けておくと寒い位だが、昼間は暑くなったと。湿度が上がったらしく、蒸しているとか。日本は亜熱帯に確実になっているのかもしれない。温暖化は恐ろしい。。。

アイスクリームを買ってからゴンドラに乗った。このゴンドラがなかなかのスリル満点です。高所恐怖症の方は無理じゃないかな。継ぎ目の処はガタガタ!と揺れるし、急こう配は、ジェットコースターに乗る時の様なスリル感がある。いや、そこまでのスピードはないんだけど、まあ怖い方でしょう。しかも、乗っている時間も長い。かなり上の方まで行く。
だもんだから、百合が下では咲いていても、上の方は温度が10度違うらしく、まだ咲いていないとか。お盆あたりが良いかもしれません。それでも、山頂でスケッチをしたり、ハンモックに転がって暫く和んだり、気持ち良さは満喫しました^^ 蝉の抜け殻が白樺の木に付いていて、都会では見られない風景の一つ。
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そろそろお腹も空いてきた。信州そばは食べたい。「和田野の森」へ行くまでにあるかも、と期待しつつも、山の方へ行き、幹線道路から外れると、ペンションとかカントリー風のホテルや、クローズの木の店しかない。
でも和田野の森教会は、これまた雰囲気は良かった。3人ほど、絵を描いている人たちもいた。
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すぐにまた出発。長野インターへ向かうのに、1日目に宿泊した長野市周辺を通る。その周辺のパンフレットから「今むら」を選択してナビに登録。それまでに蕎麦屋があったら入ろうという事に。しかし、白馬を出る辺りに3軒ほどあったが、大きな処ばかりで、観光客だらで車もワンサカ停まっていたので、通り過ぎた。少しお菓子などを口に入れてしのぎつつ、13時半には「今むら」に到着。近くのコインパーキングに車を停める。
私は本格、信州天ぷら蕎麦を頼んだ。ダンナは普通のキノコ蕎麦。舌鼓。
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それから帰路へ。途中、高速で、牛が乗せられているトラックと何度もすれ違った。今話題の牛さんたちは、もぐもぐと藁をたくさん食べていました。
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17時半位には帰宅。

白馬観光局公式サイトははこちら>

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