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2011/01/09

中伊豆へ

ポンパレで「源泉かけ流しの湯 御宿さか屋」の宿が、半額で販売に二人で25,800円に。中伊豆、天城山麓の吉奈温泉へ。
7日(金)朝9時半ごろに出発。
まず図書館へ行って、「るるぶ」を借り、清水ミチコ、タモリ、綾小路きみまろ のCDを借りる。道路が混んでいる時は、こういうのを聞いて二人で笑いながら運転する、というのが恒例に。
首都高から、白富士がクリアーに麗しい佇まいが見える。正月はこちらの方面は正解かも。
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神奈川県に入った頃から、ダンナが風邪っぽいからダルイとか言い出して、運転を交代。
ここのところ、1週間に1回は風邪っぽい、すぐ復活、を繰り返している。有給だけれども、シゴトの電話やらメールチェックやら、助手席で作業してた。
首都高は少し混んだものの、他はスムーズで1時過ぎに、ダンナが調べてあった蕎麦や「禅風亭なゝ番」に。
私はオススメの禅寺そば=1260円を注文。
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わさびがそのまま付いていて持ち帰りました。トロロがものすごくきめ細かくて、すーんごく美味しい!!
山菜で食べたり、色んな味で楽しめました。ダンナはわさびがダメなので、蕎麦や、寿司を食す時はやっかいではある。

その後、そのまま私が運転して修善寺へ。
有料駐車場に停めて、私が周辺を歩いて回っている間、ダンナは車の中で寝る事に。
一人でブラブラするのは楽しい。
修善寺は綺麗で、全体的に豊かでおしゃれな店も多く、高級車もたくさん停まってる。
足湯をしている人たちの横を通って、よく整備された石畳の道を歩いていく。
赤い橋を渡って川を越えると、竹林の小径がある。竹細工もこの辺りの特産。
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さらに歩みを進め、源頼家の墓があるという指月殿を目指す。小さなわかりづらい看板を目印に、さびれた風情の道を登っていくと、すぐに指月殿がある。
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あれ、こんなところに急に?って感じのところ。
ここの釈迦如来像は鎌倉時代に作られたらしいが、素晴らしい。まだ金箔がわずかに残り、表情も穏やかで静かに見下ろしている。両隣の仁王像も迫力ある。
釈迦は物を持たないが(悟っているから欲がない)、珍しく蓮の花を持っている。
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向かって左奥に頼家の墓がある。碑の後ろにある小さな2基の五輪五塔がお墓。
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その後、源頼朝像があるという場所へ行こうとしたが、嫌な予感がしたので、降りてきた子連れの母親に聞いてみると、ここから800メートルあり、かなりの急勾配で、足元も塗れた落ち葉ですべりやすく、山登り状態だという。
駐車場が1時間だし、新しい靴は固く滑りやすい気がしたので、その女性の首からぶら下げているカメラがレフカメラだったので、写真を撮ったか聞くと快く見せてくれた。
結構大きな像で、見ごたえはあったようだ。

お礼を言ってから降りていくと、お土産やがあり、小さな小物屋の前に立つと、すぐに奥から老婆が出てきて営業をした。1本200円の小さなホウキを2つ買い求めた。ダンナの机の上を掃いたり、1Fのちょっとした埃をはらうのに良いだろう。
陶器の店を見たりしながら、さらに進むと、川べりに竹細工のお店があった。ウィンドウになかなかデザインの良い竹の花瓶がある。そこで、手桶花瓶か何かを買おうと思って入った。
まずは小さな一輪挿し用の花瓶と、飾り籠。(自宅で撮影)
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そして、ガラスの戸棚の中にあった工芸品の花かごを買った。この細い竹串は、何度も何度も竹を押し出しながら、少しずつ加工してここまで細くするのだとか。
これらの良く出来た工芸品は、経済産業大臣指定伝統的工芸品「駿河竹千筋細工」という。古い伝統で西暦1620年(元和6年)頃より製造されたらしい。
ガラス戸棚の中のものは、どれも何万もするものだったが、これは8,000円弱で、しかもデザインが美しかったので、手桶花瓶ではなく、こちらを求めた。棚の中にも収納できる大きさだし。花を生けなくても飾りにもなりそう。
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そこの女性従業員に、駐車場に停めたダンナが車の中で待ってる、というと、3,000円で1時間無料で店の隣の駐車場に停められるから3時間停められるのだから、こちらに移動して、ここで寝てれば?と提案してくれた。とりあえず、修善寺の隣の日枝神社だけ参った。大きな杉の木が何本もそびえたち、ある二本の杉の間には階段が通っていて、そこの間も通る。
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それから駐車場へ行ってダンナを迎えに行った。修善寺だけ参りたいと言ってたので。
平日だからか、もうお正月の賑やかさも静まったか、人もまばら。手洗い処の水は、生暖かくてお湯が出ているようになっていた。
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鐘の後ろにも竹が背景画になっている。
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団体のおばさんを写真を撮ってあげて、私たちも二人で撮ってもらった。近くの喫茶店でケーキセットを食べてから、先ほどの店の駐車場へ行き、引き続き私の運転で、中伊豆ワイナリーヒルズ シャトーT.Sへ。
ここは、ブドウ畑、ワイナリーだけでなく、レストラン、結婚式場、スポーツ施設、温泉もそろっているらしい。ここからも富士山がくっきり。
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最近は旅へ行くと、地場のワインショップへ行って、ワインを買って夜に部屋で飲むというのが、恒例化している。
ワインも試飲できる。無料のものと、あと有料で100円とか出すと飲めるワインもある。
1480円の甘口の赤を1本、あとはお土産のお菓子、チーズやオレンジピーるなどつまみなども買い揃える。
試飲をしたのが私なので、今度はダンナが運転をして出発。宿へは17時までに行くことになっていたが、ぎりぎり。
調度、宿から電話がかかってきたので、今ワイナリーを出た事を伝え、17時位に到着することを伝える。

到着したが、誰もいない。
奥からジャンパーを羽織った男性が出てきて、出くわしたようにビックリして、また奥を見に行き、今誰もいないから、もう少し待っててください、とフランクに対応。
奥のコーヒーラウンジには、買い物したての袋が積み重なっている。カウンターの中を見ると、書類も積み重なってて、(片付けたくなる(笑)、本日のお泊り客一覧も見えた。うちの名前がある。
とりあえず、ラウンジのソファーで待っていると、少しして女性従業員が出てきて、謝りつつ、お抹茶をたててくれて、金平糖を出してくれた。

最上階の7階へ案内される。部屋の中は暖房が効いて暖かかった。2,000円だけ心づけを渡した。大分前に頂いたウサギの懐紙を、今年は活用する予定。このウサギの懐紙に包んだ。

夕食まで時間があるので、お風呂に入ることに。お風呂が大風呂2つ、露天が5つと多い。
5階の2つの露天は空いていれば自由に入れるとのこと。
2階の露天は、6時半から7時まで30分間貸切だそうだ。
ということで、まずは5階へ行ってみた。着替えるところも外で、あまりに寒いのであきらめた。それぞれの大風呂に入ることに。

「お万の風呂」と言って、家康の妾、お万の方が子供を授かったという温泉。
脱衣所はもちろん中なんだけど、寒い・・・。暖房をつけようと思ったけれど、コントローラーは外されている。
急いで中に入ると、広い大風呂があるのだが、手前の洗い場にしか明かりがないため、窓側の風呂は真っ暗。
一人入っている感じがぼやっと見えたけれど、見てはいけないものかもしれないと思ったので(笑)、そそくさととりあえず体を洗い、鏡越しに入浴している女性を確認。よかった・・・。

そして、入湯。ぬるめの41度くらいに設定しているらしく、長く入ることができる、熱すぎず、ぬる過ぎない調度良い温度。

もう一つ、「オリオン風呂」というのがこの階にあるはずだけれども、見当たらない。
しばらく入っていると、女性が、おそらく50歳かそれ以上なのだろうけど、綺麗な人で、若く見える、出ようとしたので、会釈をしてから、「オリオン風呂はどこですか?」と聞いてみた。
女性が甘えたような可愛い話し方で、奥の扉をさして、たぶんあそこだろうけど、暗くて怖いから行けないと言う。風呂もぬるくて温まらないとちょっと不満げ。熱いのがお好きらしい。

女性が出て行ってから、その暗がりの中、一人で意を決して奥の扉を開けると、外。右側に木戸があるようで、その奥に屋根らしきものが見える。空には細い三日月だから、余計暗い。
30歩くらいは歩く必要がありそうな通路の先に外風呂があるようだけれど、星を見ながら入る風呂とはいえ、あまりのまっくらさに、勝手がわからないから、スッポンポンで怪我でもしたら面倒だと思い断念。

一度、部屋に戻るとダンナが先に、缶ビールで一杯やっていたので、ちょっともらう。
6時半になってから2階の風呂へ行くと脱衣所は中だった。寒い寒いといいながら、外に出て風呂に入る。ここがとても良い風呂で、二人でいいねいいね、と感心。
周りは暗いけれど、中庭があったり、桜の木が植えてあったり。温度も熱すぎなくて調度良い。
もうこの頃には、出ても体がポカポカしてきていた。

7時に指定された食事場所へ行くと、個室での会席だった。落ち着く。電気の石油ストーブが部屋を暖めていて、ムートンのスリッパが用意されていた。
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数は少ないのだけれど、食材がものすごく美味しい。
予算を切り詰めている工夫が見られる。大女将がかすれた声で、食材を買い求める苦労を説明してくれた。桜エビが、最高に美味しかった。
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もともとここは酒蔵だったようなので、日本酒を頼む。熱燗がこれまた料理にあって美味しい。
土鍋を目の前で炊き、シャケご飯を炊いてくれた。15分位で炊ける。
結婚した頃、私が住んでいたマンションに一旦ダンナが越してきたが、間もなく昔から私が使っていた炊飯器が壊れ、一軒家に引っ越してから買えばいいと思い、その間、土鍋でご飯を炊いていた。
小さい土鍋を買ってまたやって欲しい、とダンナからリクエストされたので、ちょっと考えて見よう。
このご飯にイクラを乗せてくれて、親子丼になった。普段おかず中心なので、ご飯をそこまで沢山食べることは出来ないと思ったけれど、美味しくて、すべての食事を平らげた。
女将のオススメは最初出した、桜エビ。メニューを新しくするよりは、今までのメニューで食材を追求しよう、と趣旨を変えたらしい。
ふきのとうが入った豆腐も初めての食感と味で印象に残った。

部屋に戻ると、ダンナは風邪と疲れでグーグー寝ていた間、アナログテレビで寝転がりながら「千と千尋の神隠し」をザラザラな小さな画面で見る。これは何度見ても面白い。
見終わった頃、ダンナが起きだして、先ほど買ったワインを飲みたいと言い出し、つまみと一緒に飲む。美味しい~♪
二人とも、正月と旅の疲れと満腹ですぐに寝てしまった。

朝、男女が入れかわった大風呂へ行った。今度は「太郎の風呂」といって、岡本太郎がこの宿を何十年も定宿にしていたらしく、岡本太郎デザインの風呂。
あのTAROデザインの椅子も2つあった。去年から岡本太郎づいている。
朝日が入ってきて、風呂場はキラキラと明るかった。5、6才の女の子を連れたお母さんと、六角形の小さな風呂桶に一緒に入りながら話した。
ポンパレで来たことを告げると案の定、彼女たち3人家族もポンパレだった。
半額で妥当な内容かな、と同意見だった。風呂が暗くて怖すぎる、脱衣所が寒い、というのが、お互いの不満どころ。お万の風呂も、怖いから入らなかったらしい。
だが、3時くらいに着いて5階の露天風呂は着替えは寒いが見晴らしが最高に良かったとか。お万の風呂もその時、覗くだけ見に行ったら、7人くらいいて混んでいたらしい。
私たちは館内を移動中、誰とも会わなかった。知っている人は、明るいうちに風呂に入るのでは、というのが彼女の予想。
応対もファミリー的で、400年の歴史がある、というより、昔の常連さんとの慣れ親しんできた対応がウリか?
館内には、昔の写真やサイン、常連さんから貰い受けたか、買ったか、絵や写真やサインがここかしこにかざってあるが、知っている人は殆どいない。物がありすぎてごちゃごちゃした印象と、昔よき、というより、バブル時代の過去に取り残されてしまった感はある。
その母親が大女将から聞いた話では、昔は毎年、色々と海外旅行へ行くほど、この宿も隆盛を誇っていたらしい。
その費用を、館内のメンテナンスに回していると良かったかもねえ(笑)

朝ごはんで出たご飯が、これがまたすごく美味しくて、二人で平らげてしまった。すいとんも美味しい。どれもダシがいい。
水なのか、お米なのか、炊き方なのか、チェックアウトの時に大女将に聞いてみると、お米も探したらしく、近くの農家で作っている米をやっと取り付けたとか。答えはお米の質だった。
本当に美味しいお米は市販には回らないと聞くが。ここまで美味しいお米を自宅で食べるのは、無理かもしれない。

チェックアウト直前に、露天風呂に2つ掛け持ちで入る。景色が素晴らしい。気持ちいい!!昇る太陽をさんさんと浴びて、消毒完了。

チェックアウトの時、心づけの領収書をくれた。

宿の裏にある善名寺(ぜんみょうじ)を参ってから、演歌「天城越え」にも出てくる日本の滝百選の一つ「浄蓮の滝」へ。
階段を結構下ったところに、わさび棚が広がり、その向こうに浄蓮の滝が瀑々と流れ落ちていた。
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写真屋さんがいたので写真をお願いして、1000円を支払い後日送付していただくことに。
旅ごとに、写真屋さんがいたら撮影してもらうことになりつつある。(3日くらいで届きました^^)

次に道の駅「天城越え」へ行き、そこに併設している「昭和の森会館」に入館。ダンナが「伊豆近代文学博物館」で文豪の井上靖や川端康成などの展示を見たかったのだ。
ダンナも温泉に入り、ぐっすり寝たものだから元気になったみたいだ。

外には庭園があって、水車があったり奥に井上靖旧邸が移築されている。
水車が撥ねた水滴で木にツララが出来ていた。寒いのね。
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中伊豆ワイナリーへ再び行って、昨日買ったワインをもう2本購入。
この日もぶどう棚の向こうに富士が美しい。
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地図を見合わせて、結局、伊東へ寄ってみようということになったので、そのまま伊東へ。
お腹はそんなに空いていなかったので、ナビで検索して、途中のステキな喫茶店「里恵夢 リエム」でケーキとコーヒーを頂いた。ケーキはフランスから直輸入しているとか。
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美味しかったし、ほかメニューも自然食で写真に食欲をそそられたが、伊東で魚貝を食べたかったのでガマンした。

道の駅 伊東マリンタウンへ行ってみると、店内はかなり混んでいるので、ポンカンだけ買い、ここで食べるのは止め、るるぶで探し、駅前のすし屋も並んでいたので、帰り道の途中で通る網代に「あじろ食堂」が休み時間なくやっているようなので、そこで海鮮丼や、ダンナはイカソーメン丼などを食べた。新鮮で美味しかったです^^
窓からの景色も綺麗。初島や大島が見えました。
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その後、私が運転して、海沿いの有料道路はほんとーに気持よく!ノンストップで高速に乗って、サービスエリアまで。
途中のSAで、神奈川県指定銘「みかん最中」を買ってみたが、これがミカンの味のあんこで、すごい美味しい!みかんの形にもなってて見た目もかわいい。

お腹もいっぱいだけれど、ワインを飲もうとなって、自宅に帰る前に、量販店へ行き、おかしやつまみを買って、18時に帰宅。
片付けてから、打ち上げ♪

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コメント

>れいちゃん
ちゃんと読んでくれて、ありがとー!
こんな長文、読んでくれる人いるかなぁと思ってたから嬉しい(笑)
なんというか、記憶は曖昧になっていくから、ここに書いておくと、後で見て自分で確認できるのよね(^o^)

投稿: あけはむ | 2011/01/19 06:00

うーん、読み応えあり!
なんかところどころ小説読んでるみたいな気に(笑)
細かく覚えててすごいね!
楽しかったのが伝わるわ~happy01

投稿: れい | 2011/01/19 01:43

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