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2006/10/10

古畑任三郎 VS SMAP

フジテレビの過去の「名作」ドラマを改めて放送する(企画的に再放送とは言わない方が良いらしい)「ドラマレジェンドスペシャル」での第一作目で「古畑任三郎 VS SMAP」が放映。昨晩、思わずみちゃったよ。TVつけたらやってて、このドラマはたまたま見てなかったから。どうもSMAP少し気のせいか若いぞ・・・と思ったら平成11年1月に放送されたものだった。
2時間ドラマなわけだけど、殺すまでに1時間ひっぱる、くり返し技術には、古畑ぁ~、はよでてきてくれ~と痺れを切らした。
でも、自白が鍵なら、あくまで最後までシラを切っても良いのだろうが、そこは古畑さんの罠からは逃げられない。ここで逃げたら、さらに1時間枠必要だ。それにしても、人が良いという設定以上に、上に二文字つく正直な草薙さんの設定にも少し無理があるような気がした。この方もっと良い脚本書くと思うんだけど?
それにしても、一番最後に花を飾ったのは、ほかならぬ戸田恵子でしょ。何も奈落からあがってこなくても。あの奈落のきっかけは誰が出したんだ?なぜこの時になってまだライティングバリバリなんだ?とか缶チューハイ片手にそんな事ばかりを思いめぐらせていた。
なんで、こんなにクダ巻いているような感想を書きたくなったかというと、最近ドラマが下火になりつつあるフジが過去のドラマ資産を活かすために「ドラマレジェンドスペシャル」として不定期に放映する企画だったという事が後でわかったから。過去放映時、32.3%の高視聴率を記録したから、第一作目は「古畑任三郎 VS SMAP」にしたんだろうけど、視聴率だけで、そう判断する事にこの企画の意味が失われている気がした。確かにSMAPと古畑だあと思って真剣に見ちゃったし(古畑ファンなんですよ・・・)、やっぱりキムタクの出番が一番多いなあとか、その人気のための出演度合いの調整のための脚本の苦労にも同情しつつ、5年前の人気と「素晴らしい作品」という作品基準での判断からすると、もっと良い2時間ドラマの資産はあったんじゃないか?と思うわけ。それに、過去の古畑作品の説明をするのも面白いけど、それより、「ドラマレジェンドスペシャル」の説明を冒頭に紹介しないかい?ちゃんとさ。再放送とは言わなくて良いよ。その企画意図は良い。だって、受身である事がTVの素晴らしさ、DVDが出てたって、能動的に見に行かなきゃ知らないわけで、良い作品にめぐり合う機会は頻繁にあってよいし。面白い映画が何度も再放送されたって、誰も文句言わないじゃん。
でも、この企画を誰が考えたか知らないけど、せっかくの「ドラマレジェンドスペシャル」という意図から、何やら上の命令や指示とかで、結果的には視聴率という過去の実績の方が選択基準にされてしまって、5年前のユーザーと今見るユーザーとの隔たりは無視されているようで、当初の目的から外れて行ったんじゃないの?とか思ったわけ。こんなに良い作品作ってたんだよー!と主張するなら、1時間で終わる内容を時間稼ぎの2時間なんとか埋める構成のたるんだドラマよりは、いっそ、すごーく古い感動ドラマ、もしくは今は亡き人のドラマとかの方が、良いな。結局、視聴率、だから仕方ないか・・・。あくまで想像だけど、再放送だし、試験的なものだから最初に視聴率とれなかったら次はないよ、とか言われて、とりあえず無難な線いったのかな、とかね。
まあ、釈然としないわけですわ。文化の衰退原因の断片を見た錯覚も。過去を振り返る意味をもう一度見直してほしいなあ。視聴率再来だけを期待するんでなく。

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