4:心と体

がんばりやさんほど・・・

自分が傷ついている事に気づいていない時、体調を崩したり、体のどこかがおかしくなったり、という事があります。
そういう時の相談者の気を見ると、大抵よどんでいたり、動きがなかったり、ブラックホールのように感じたりします。
ただ単に疲れているだけ、という時もありますが、そういう場合は、相談者自身も何が問題か、次にどうしたいか、というイメージをもっていらっしゃる事が多いです。
ただ「傷ついている」事に気づいておらず、「実は・・ですよ。」などとお伝えしたりすると、涙がぽろぽろとこぼれる方も多いです。
なぜ泣いているのかご自分でもわからない状態なことも。

でも泣くことは魂の洗濯なので、泣きたい時は泣くといいのですが、自分が傷ついている事に気づいてあげられていない(もちろん、そればかりではないのですが、今回のテーマとして)ので、泣くチャンスも失ってしまい、そして、何か具体的に悩んでいるわけではないのに、苦しい・・・という方もいらっしゃいます。
大抵、ですが、がんばりやさんの方な事も多いです。
シゴトにも恋にも、どこか無理をしているのに、自分で気づいてないのです。
そういう方の相談内容は、一見表面的な内容だったりしますし、何かヘンだから鑑定にいらっしゃるものの、自分が苦しんでいる事をそのまま受け止めていなかったり、周りの方からは、何でも出来るがんばりやさんで、悩んでいる様に見えていない事も。
でも、こちらから見ると、どどーんと悲しみや、傷を負った心が泣いているのを感じて、相談者が気づいてあげていない相談者自身の心が可愛そうだな、と思います。

でもなかなか実は自分で気づくのというのは、日常生活の中では難しいかもしれませんね。

一つの例と方法として、たとえば、最近なぜかイライラする、でもなぜかわからない・・・という場合。(まあ、上記のような状態の方の場合、イライラしていると明確に気づいていない事も多いのですが、もやもやする、でもいいです。とりあえず、イライラで。)

1)まずは、女性は生理前だったりなど、通常の生理現象状態かどうか、を改めて体の事を確認してみる。

2)次に、なぜイライラするのか・・・という事に対して、その原因を一つ一つ追っていってください。
その時、「そんな事にイライラする自分ってダメ」とか「そんな事でイライラするはずがない」など、決して自分を否定しないこと。ありのままを認めてあげて。
そして、たとえば「あの人から言われると、なぜかむかつくのだわ」、などと思い当たった場合、ではなぜその人から言われるとむかつくのか、何か昔の経験から来ているのか、と自分の中を探っていってください。
単純に、その人の言い方が気に入らない、という事でも、なぜ聞き流す事はできず(いいのですよ、聞き流せなくても^^)、ひっかかってイライラするのか、など。

お風呂に半身浴などをしながら、ゆっくり思い巡らしてみてください。

ふと、思わぬ原因にぶちあたったりする事も出来ますよ。
これ(内観とも言います)を繰り返しやっていると、自分の中をサーチするのに慣れてきます。
すると、物事がもう少し複雑ではなく見えてくる事もあります。

そのためにも、1日30分でもゆっくりとした自分の時間を持てるといいですね^^

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勝負能

「あの人どうしてるかな、○○さんは元気かな」などと思っていたら、同じ日にそれぞれ店にいらしてお会いできました。各々から、7月会いたかったのにいないから~!と言って頂き、話を聞くと、あーその時に話を聞きたかったな、と思いました。でも皆さん元気そうで安心しました^^ なるべく月3回は行ける様にします! もっと出て、というご希望もありがたく頂きますが、今はこれでお許しをm(_ _)m 皆さんの事をいつも応援しています。

ところで先日、ある待合席にアエラがあり、その中に金を取った水泳の北島選手の勝負脳、というテーマの記事がありました。5つのポイントがありました。
・大変だ、とか言わない。
・勝ったと思わない。
・コツコツはダメ。
・自分がライバル(だったかな?)
あーあと一つは思い出せない。

特になるほど!と思ったのは、
「大変だとか言わない」のは、単純にポジティブ=良いこと、ではなく、「大変だ」「辛い」とか言うと、経験のある人ほど過去の辛い体験が思い出されて、自己防衛というか保身?みたいになって、体にダメダ、出来ないなどが伝わって、体が思うとおり動かなかったり、本来の実力を発揮できなくなるとのこと。
ちなみに私はポジティブ、とうのはマヤカシの言葉だと思っています。光と影があってこそ、ネガティブがあるからポジティブがある。ポジティブだけ、というのは、場合によっては自ら考える力を奪っていくこともあります。悩んだりしてもそれが最終的にポジティブになったら成長できると考えます。
でも、確かに「大変」と口に出さないように自然と昔からなんとなくしていました。疲れた~は時々言ってたかな。道徳的な考えじゃなくて、やっぱり言うと、辛いことを心に刷り込んでいくような感覚があるので、言うのがなんか嫌な感じがして。人が言ってたら、大変なんだね~と共感はしますけどね^^

あと、女子ソフトの上野選手が「強い気持ちを持つ人が勝てる」と言っていて納得しましたけど、その強い気持ちは積み重ね、と思いました。
それで、アエラの解説では、コツコツとか一歩一歩とか積み重ね、という指導は逆に言えば、極端な勝負に出ない脳を作る事にもなる、とのこと。
たしかに、「積み重ね」は必要だし、強い気持ち、になるために毎日練習するんだと思います。ただ、その練習の質は常に全力でやるのが勝てる勝負能を作るようです。
ロシアの女子棒高跳びのエレーナ・イシンバエワさんがテレビでさんまさんに、5M以上飛ぶ練習はしない、本番のアドレナリンは普段出ない、普段は基本をコツコツとやる、と言ってました。でも練習は全力で集中して基本をやっているのでしょう。
北島選手は、練習時もタイムを伸ばす練習はするのでしょうが、全力で練習して、勝つことだけ、記録を伸ばすことだけに集中してやってるとか。
その分、短い中で一生続けるという質のものではない。勝負、勝つというのは、ずっと勝ち続ける、ということとも違うかとも思います。
勝負とは違いますが、私の、地唄舞の師匠が以前、練習を集中して全力でやらなければ身につかない、だから本当は1曲を1日1回踊るとすごく疲れるものだ、とおっしゃっていました。お稽古の時も、ちょっとした所作を練習するのも、本番と同じくらいにやりなさい、そうしないと練習したとは言えない、と言われました。全力でやれ、ということですね。
似たものでは職人さんなどが、勝負に出る、のではなくコツコツとできる事を少しずつやる、これも積み重ねでしょうね。
それも強い気持ちがないと続けられないだろうし、いずれにしても、何が言いたいかというと、強い気持ちは、はじめからあるものではなく、何かしらの訓練があってこそ、と思います。自分が弱い、弱いからこそ人を責めてしまうとか、自分の性格を変えたい場合でも、日々、色々な体験の中で何かしらの訓練をしていくことで、強くなって行くのだと思います。

そうそう、勝ったとは思わない、のは、勝ったと思った瞬間、それ以上の記録を目指す体になれなくなるとか。能が能力を発揮しづらくなるそうです。「記録」なら、永遠と自分の記録を塗り替えることを目指したら、永遠に勝った、ということはないのでしょうね。
だから、ある意味、勝負、勝ち負け、じゃなくって、常に上を目指す、ということなのかなと思いました。

やっぱり北島選手はすごい、ということに行き着きます。

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